
留学先としてのメリット・デメリット
英語圏の学校で普通の授業を受けさせたい!と思った時、「日本が夏休みの時は、アメリカやイギリスもホリデー期間だから、普通の授業を受けさせたいのなら南半球の国がいいよ。」と教えてくれたママ友がいました。
そこで、オーストラリアが有力候補にあがりました。
中でもゴールドコーストは、「温暖な気候」「治安の良さ」「田舎すぎない」「外国人へのフレンドリーさ」といった魅力があり、子供の留学先にはピッタリだと思いました。
では実際に親子留学してみてどうだったのか、私の思うメリット・デメリットを紹介します。
メリット
温暖な気候
夏、晴天の日差しは焼かれるように強いです。でも、日本のような、外出できないような蒸し暑さはありません。
空気はそれほど暑くならないので、日陰にいれば心地よいです。
冬、朝晩は冷えますが、コートが必要な日はほとんどありません。
冬でも、昼間は半そでショートパンツの人もよく見かけます。
さすがに海水浴をしている人は少ないです。冷え性の私は、長袖のトレーナーくらいですごしてます。
時々強い雨が降り、排水設備がしっかりしていないエリアは洪水になったりしますが、基本的に一年を通して晴れの日が多いです。
治安が良い
日本とギャップを感じないくらい治安は良いです。
ただ、車に貴重品を置いていたら盗まれたとか、夜中に一人で歩いていたらバッグを奪われた等の軽犯罪はあります。
金目の物を見えるところに放置しない、人気の少ない時間に一人で出歩かない程度の注意は必要です。
美しい自然
どこまでも続く青い海とゴールドの砂浜は、何度見ても飽きることがありません。
南国特有の草花や鳥たちは、いつも目を楽しませてくれます。
また、少し内陸に入ると壮大な熱帯雨林や田園風景が広がります。
夜になると本でしか見たことがないような無数の輝く星を見ることもできます。


便利な生活環境
大型ショッピングセンターがあり、必要なものは揃います。
多国籍なレストランも充実。アジアンショップもあるので、日本の食材も生活に困らない程度に入手可能です。
閉店時間が早いお店が多いので、買い物は早めにでかけましょう。
外国人に優しい
様々な国籍の移民や留学生がいるため、外国人慣れしています。英語が得意でない人にも親切な人が多いです。
アジア人だから馬鹿にしてる?って思うような経験も、この5年間で2回程。
子供の学校でも、外国人だから居心地が悪いということはありません。
日本人コミュニティの充実
様々な国籍の移民や留学生がいるため、外国人慣れしています。英語が得意でない人にも親切な人が多いです。
日本人が多く、情報交換ができます。
最初の数年は、私もいろいろな方に様々なことを教えて頂き、豪の仕組みを学んでいきました。
子供の主体性を重視した教育システム
受験のためのつめこみ教育ではなく、生徒が主体となって課題を議論し、調査し、レポートとしてまとめる教育スタイル。
デメリット
日本人留学生が多い
日本語での会話が増え、英語環境を活かせない可能性も。
日本人の少ない学校を選ぶか、積極的に現地の友達を作る意識が必要です。
生活費が高い
2ベッドルームの家賃、ビーチ沿いだと週単位でA$750~1,100。
スーパーの物価は日本の1.5~2倍程度。外食は特に高額。
学費も現地生の2~3倍、私立だと、年間A$31,000以上かかります。
住宅のリスク
法律で家主の権利の方が強く守られています。
家賃の上昇や家主の事情で退去を求められることも珍しくありません。
ゴールドコーストは永住したいほど過ごしやすい場所です。
ただ、留学先として最適な環境になるかは、その子次第のところもあります。
我が家のように長期留学を考えているなら、子供がその環境を楽しめるのか、能力を伸ばせるのか、まずは短期留学で現地の様子を体験するのがおすすめです!